牧師の独り言 NO27「笑顔で抗議」

2015年8月6日 | 牧師のひとりごと |

俳優でコメディアンである竹中直人さんのデビュー当時のギャグに「笑いながら怒る」というものがあった。笑顔で怒りの言葉を語るというもので、そのアンバランスさが大いに受けた。高校時代に真似してみようと思い努力してみたが、殊の外難しかったことを覚えている。笑顔と怒り、それは矛盾の行為であり、アンバランスな印象である。だが、私はこの2つこそが今の時代に必要なのだと考える。
 

安保関連法案は、現在参議院で審議されており、その稚拙な法案の中身と説明不足の政府に怒りを覚え、戦争したくなくて震える人々が連日のようにパレードやデモ、集会を繰り返している。多忙につき、なかなか参加することは出来ないのだが、その姿をテレビやネットなどで観ながら、心を合わせている。
 

以前、九州ではよくデモに参加した。そして、その時にある著名な方が語った言葉が印象に残っている。
「皆さん、デモは笑顔でやりましょう。沿道の皆さんにデモは楽 しいことを伝えるのです。無論、心の中は政府や戦争への怒り で一杯です。でも、将来は楽しくなるのだと希望をもって笑顔 で進むのです。デモは将来のための楽しいイベントなのだとい うことを多くの人々に伝え、巻き込んでいきましょう。」
 

なるほど、と思った。クソ真面目に語り、現状に悲痛な顔をして歩いても、周囲の人々は誰も振り向かない。むしろ、デモと沿道の人々の温度差は広がるばかりである。

 

「笑顔で抗議」。これこそが大事なのだ。竹中直人さんのギャグをもう1度練習してデモとパレードに参加しようか。(K・H)

投稿者hara | 牧師のひとりごと | 2015年8月6日6:49 PM

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